フードバンクとは?

品質には問題ないにも関わらず処分されてしまう食品等を集め、必要としている施設、困窮世帯に無償で提供する活動および団体のことです。

支援者

メーカー
印字ミス

食品小売店
売り残り・定番カット

卸売業者
余剰在庫

農家
規格外

フードバンク

受益者

福祉施設・団体・個人

なぜフードバンクに力を入れているの?

2015年の国連サミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。以後15年間すべての普遍的に適用される目標を達成するために、あらゆる貧困・飢餓に終止符を打ち、食料の損失や破棄を削減し、不平等と闘い、気候変動に対処しながら、誰一人置き去りにしないための取り組みに向け、力を合わせていくことになりました。

日本の食品ロスの推計結果は、年間で全体約643万t※1、このうち事業系食品ロスは約352万t、家庭系食品ロスは約291万tにまでなりました。
これは国連世界食糧計画による食糧援助量約320t※2の2倍量で、国民一人あたり約50kgになります(毎日茶碗1杯のご飯を破棄相当)。

※1…農林水産省 食品廃棄物等の発生量(H28年度推計)

※2…国連世界食糧計画(WEP)2015年

また、日本の相対的貧困率※3の推移は全世帯上昇傾向にあり、ひとり親世帯の2人に1人、子ども7人に1人が貧困とされています。

※3…相対的貧困率:平和的な所得の世帯の半分に満たない所得のレベルで生活をしなければならない者の割合

▲相対的貧困率の推移

ムダに捨てられる食品がある。
生活に困っている方々がいる。
私たちにできることはないかと考え、
キョーエイ 独自のフードバンクを始めました。

キョーエイ のフードバンク

1.フードバンクへの参加

2014年3月より特定非営利法人フードバンクとくしまへの提供を開始しました。
(2019年10月現在も継続中)

月に2回の金曜日にキョーエイの本社にて受け渡しをしています。

2.キョーエイ独自のフードバンク

2018年12月よりキョーエイ 松茂店にて独自のフードバンクを開始しました。これは、キョーエイが取り組んでいる「はっぴいエコプラザ」と「すきとく市」の仕組みを使ったもので、現在(2019年)では独自のフードバンクとして県内全店舗への展開が早期に実現しました。

キョーエイ全店舗

加工食品・菓子
その他

+

販売期限の過ぎた
鮮度のよい農産物の提供

はっぴぃエコプラザ

(障害者福祉施設設置者)

受益者

福祉施設・団体・個人

「はっぴいエコプラザ」は計31店舗、各店舗週に1回〜2回開催されており、障害者福祉施設設置者計23団体との連携があります。
これに着目し、生活困窮者との接点があること・広範囲への支援が可能でなおかつ受け渡しが容易であることから、独自のフードバンクの仕組みに取り入れました。

生活困窮者に継続支援できる仕組みがすでにほぼ構築されていた!

チラシ情報

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